「夏の汗は、冬の汗よりもニオイが強いんです」と話すのは、ワキガ、体臭、多汗症の治療を行う五味クリニック院長の五味常明さん。冬の汗がくさい理由は2つあると言います。
■理由その1
「夏と冬では汗をかく部位が違うからです。汗腺は、ニオイ物質を出すアポクリン腺と、体温調節のためのエクリン腺の2種類があります。エクリン腺の汗はほとんど水分でにおわないのに対し、アポクリン腺はたんぱく質やミネラルなどのニオイ成分を多く含んでいるのです」(五味さん)
厚着をする冬は、夏と違って全身の汗が少ない分、わきの下などアポクリン腺が集中する場所に汗をかくことが多く、強いニオイが発生するのだそうです。
■理由その2
もう1つの理由は、夏よりも冬の方が汗腺機能が衰えているからだと言います。
「汗腺は、血管から血液をくみ取って汗を作っています。夏は汗腺の活動が活発で、血液に含まれるミネラルやアンモニアを血管に再吸収させて、水に近い成分の汗を出します。一方、汗腺機能が衰える冬は、この“再吸収”がうまく機能しないため、血液中の成分が多い汗を出します。そのため、ニオイが発生するのです」(五味さん)
実際、五味さんが、月別に汗のミネラル濃度を検査したところ、11月は7月の2倍もミネラル成分が濃かったそうです。
「livedoorニュース」より
そして、冬の汗も十分ケアするとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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