目元に違和感があるという人は、もしかしたらまつ毛にすみつくダニ、いわゆる“まつ毛ダニ”が原因かもしれません。20代以上では約半数の人に“まつ毛ダニ”が寄生しているという調査もあります。
■目元に炎症…原因はまつ毛ダニ?
まつ毛ダニは毛のう虫といい、顔ダニの一種で、まつ毛の根元に寄生しているといいます。筑波大学眼科・加治優一准教授によると、20歳〜50歳代では約5割、さらに60歳を超えると約7割の人が、まつ毛にダニが寄生しているといいます。年齢とともに、寄生する人が増えるというわけです。まつ毛ダニが寄生するとどうなるのでしょうか。
あまきクリニック・味木幸院長「一番多いのはごろごろする、かゆい」「(目の)見え方が悪くなる、視力が落ちたような気がするという患者も」
まつ毛ダニがすみついてしまった患者の写真を見ると、まつ毛が短くなり、目元が赤く炎症を起こしてしまっています。目がショボショボすると訴えていた患者は、目元がただれ、大量のダニが確認されました。
まつ毛ダニが寄生すると炎症が起き、まつ毛が抜け落ちて、まつ毛本来の目を保護する機能を果たせなくなるといいます。さらに、目に傷ができたり目がかすんだりするなど、ドライアイのような症状が出るといいます。
■目元を清潔に…まつ毛ダニへの対策は?
そこで、番組スタッフがまつ毛ダニの診察を受けてみました。はじめに、ドライアイや皮膚に赤みがないかなどを確認します。さらに、抜いたまつ毛をガラスにのせ、顕微鏡でさらに拡大。まつ毛の断面を見てみたところ、まつ毛ダニは確認できませんた。しかし、それでも安心はできません。
あまきクリニック・味木幸院長「まつ毛のエクステンションとか、コンタクトレンズつけっぱなしでとか」「しっかりお化粧を落とさないで寝てしまって、脂分がたまってしまう状態になると、まつ毛ダニは増えやすくなる」
目元に異物がある状態が続くと、寄生する恐れがあるというまつ毛ダニ。化粧をする女性だけでなく、脂が多く出る男性にもよく見られるといいます。では、どうやってまつ毛ダニを防げばいいのでしょうか。
あまきクリニック・味木幸院長「きちんと(目を)洗っていただければ排除できる」「その時に落ちているつもりでも落ちていない場合が多いから、私は指の腹でまつ毛の根元をさわさわと洗うように指導していて、横10回、縦10回、ぐるぐるぐると3回繰り返して」
まつ毛ダニをなくす薬はなく、とにかく目元を清潔に保つことが大切だと専門医は言います。また、目元を清潔に保つための商品も。
メディプロダクト・久保田恵里代表「アイシャンプーといいまして、まつ毛の根元も一緒に洗えるシャンプーです」
眼科で薦めているところもあるというアイシャンプー。普通の洗顔と違い、目にしみにくく、保湿成分も含まれているといいます。洗顔した後、液体を手にとり、目元を優しくマッサージするように洗い流します。
私たちの身近に潜むまつ毛ダニ。できるだけ目元を清潔に保つ心がけが大切ですね。
「livedoorニュース」より
そして、目元を清潔に保つとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム