両親や祖父母などにがんなどの疾患があったりすると、自分も遺伝するんじゃないかと思う人は多いと思います。生活習慣病は遺伝するのでしょうか。
■発病するかどうかはライフスタイル次第
生活習慣病は、遺伝、環境、ライフスタイルの三つの要因が、複雑にからみ合って起こります。遺伝といっても、病気そのものが遺伝するわけではありません。高血圧なら高血圧、ガンならガンになりやすい遺伝子があり、その遺伝子、つまり「病気になりやすい体質」が親から子へ伝わる傾向があるのです。
ですから、親から生活習慣病にかかわる遺伝子を受け継いだとしても、病気になるかどうかはライフスタイルしだいです。たとえばガンの場合は、生活習慣により約60%を予防できるといわれています。
■生活習慣病の要因
<遺伝>
遺伝子異常、性別、加齢など。
<環境>
病原体(細菌・ウイルス)、重金属や発がん性物質などの有害物質、環境ホルモン、ストレス要因など。
<ライフスタイル>
食べ過ぎ、過労、運動不足、睡眠不足、喫煙、飲酒、過度のストレスなど。
■ガンをふせぐための12ヵ条
1 栄養のバランスのとれた食事をとる。
2 毎日、変化のある食生活を。
3 食べすぎはさけ、脂肪はひかえめに。
4 お酒はほどほどに。
5 たばこを吸わない。
6 適量のビタミンと繊維質の食品を多くとる。
7 塩からいものは少なめに、熱いものは冷ましてから食べる。
8 こげた部分は食べない。
9 カビのはえたものに注意。
10 日光に当たりすぎない。
11 適度にスポーツをする。
12 カラダを清潔に保つ。
■もっとも気をつけたいのは食生活
生活習慣病の発症と進行に影響をあたえるライフスタイルは、食事、運動、休養・睡眠、喫煙、飲酒、ストレスなどですが、なかでも重要なのが食生活です。生活習慣病がふえた最大の原因は、食事が欧米化して、カロリーをとりすぎるようになったことだといわれています。
●生活習慣病になりやすい食生活
・寝る前によく夜食を食べる。
・好き嫌いが多い(野菜を食べないなど)。
・魚より肉が好き。
・フライや天ぷらをよく食べる。
・インスタント食品を食べたり、外食をすることが多い。
・味付けの濃いものが好き。
・毎日甘いお菓子を食べるか、ジュースを1缶(350ml)以上飲んでいる。
・よくかまないで食べる。
・テレビを見ながらなどの”ながら食い”が多い。
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