過去に一度も失敗をしたことがない人は恐らくいないでしょう。昔から「失敗は成功のもと」と言われていますが、本当でしょうか?
失敗と言うと、試験、恋愛、仕事、スポーツ、人間関係など、いろいろなことが頭をよぎって苦しくなる人もいるかもしれません。あなたは「失敗学」をご存知でしょうか。
■失敗学とは?
起こってしまったことを非難したり、自責するのみでなく直接原因と背景や組織的な根本原因を究明する学問に失敗学(しっぱいがく)があります。失敗学では、失敗から物事の新しい側面を発見することで、予測可能な更なる悪循環を生む失敗を最小限に抑えることが重要としています。悪循環を起こしていなければ、失敗は失敗でも「よい失敗」ということになるのです。
1つトライしたやり方がうまくいかないと全てを否定する人がいます。失敗するということは、「うまくいかない」のとはちがって何らかの結果がでるということですから、全否定してしまうのもしょうがないのかもしれません。しかし、失敗学の観点から見ると、「よい失敗」=悪循環を避ける「ちょっとした成功」なので、そのエッセンスを学び取れば、初めから全てやり直す必要はないのです。
■バタフライ効果とは?
物理学のカオス理論の一つに「バタフライ効果」と呼ばれる面白い隠喩があります。それは「蝶々の羽のはばたきが地球の裏側の天候を変え得る」ということです。ほんの微細な部分の変化が、地球の天候という複雑なシステムに影響するということを指しています。生態というものは、非常に複雑に相互作用するシステムで、様々な要素から影響を受けています。環境、その日のコンディション、神経系や免疫系、個人の性格や態度、信念、そして栄養など、それらの1つがほんのちょっと変化しただけで何らかの影響があるのです。つまり、これら1つでも変化させておいて、再び同じアプローチによってトライするだけでも、その結果には大きな違いが生じてくるかもしれません。
■よい失敗を重ねていく
われわれは常に自分のフィルターを通して物事を見ています。ある特定のアプローチのみを実践するということは、他に重大な影響があるにもかかわらず、その多くを無視する傾向につながりやすいということも言われています。自分の傾向や考え方・感じ方の状態を知っておき、体調、環境、などのコンディションを整えてもう一度少し実践してみる、そうやってよい失敗を重ねていくことこそ、ちょっとした成功です。・・・そしてある日、それなりの成功へと導かれるのです。
【取材記事】ピースマインドより
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