毎年7月1日は「国民安全の日」です。ご存知でしたか？皆様も、身のまわりの安全について改めて見直してみてはいかがでしょうか。
「国民安全の日」は、日本国民の一人ひとりが、生活のあらゆる面において、施設や行動の安全について反省を加え、安全確保に留意し、これを習慣化する気運を高め、産業災害、交通事故、火災等、国民生活の安全をおびやかす災害の発生の防止を図るために、1960（昭和35）年より定められています。
その背景には、生産の活発化に伴う産業災害の増加や、自動車の激増に伴う交通災害の続発など、国民生活が日夜脅かされるといっても過言でないような事態に陥ってきつつあった当時の情勢があります。
なお、厚生労働省の『平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況』によると、2008（平成20）年に不慮の事故で亡くなった方は38,153名であり、不慮の事故の種類別にみると、窒息9,419名、交通事故7,499名、転倒・転落7,170名、溺死6,464名、火災1,452名となっています。
また、年齢階級別にみると、5〜9歳から65〜69歳までは交通事故が最も多く、年齢が高くなるにつれて、窒息や、転倒・転落が多くなっています。
さらに、死亡した時間別にみると、全体では18 時〜20 時台が多く、種類別では、交通事故と溺死は18〜23時台、窒息は12〜14時台と18〜20時台が多くなっています。
「国民安全の日」に合わせて、自治体などでは様々な催しを行っています。この機会に、皆様も、身のまわりの安全について改めて見直してみてはいかがでしょうか。
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