生命を維持するために酸素を利用する以上、体内で活性酸素が発生するのを止めることはできません。酸素を活用する過程で、自然に活性酸素ができてしまうからです。
■気づかないうちに体が酸化!?
活性酸素によるダメージは体のあらゆる場所に出てきます。全身に酸素を運ぶ血管や、酸素をもらう臓器はもちろん、紫外線による害を受けやすい肌や目なども代表的な攻撃対象です。
血管がダメージを受けると動脈硬化を促進したり、心臓病や脳卒中などの引き金になることもあります。また、体中の各器官でがんが発生したり、さらには、糖尿病やアトピー性皮膚炎、認知症、白内障などが引き起こされるのも、活性酸素が一因では?といわれています。
■激しい運動でも活性酸素を発生?
健康を維持するためには、適度な運動も必要です。しかし運動も度が過ぎると、活性酸素を発生させる要因になることをご存じでしょうか?
息が荒くなるほど過激な運動を行うと、急に呼吸量が増えるため、体内で活性酸素を大量発生させることになります。こうした活性酸素の大量発生が続くと、体中の組織を痛めつけて寿命を縮めることにもなりかねないのです。
あくまでも1つの説ですが、地上の生きもの全体でみても、運動量と寿命には大きなかかわりがあることがわかっています。例えば、活発に動き回るハエやネズミなどは寿命が短く、運動量の少ない人間やゾウ、カバなどは寿命が長い。運動量の多い生きものは、それだけ酸素をたくさん必要とするために活性酸素が発生しやすくなり、寿命が短くなってしまうのではないかと考えられているのです。
■せかせかしていると、体をさびさせる!?
日常生活においても、睡眠をたっぷりとってゆったりペースで生きている人のほうが、1日中せかせかと忙しく働いている人より、活性酸素にさらされるリスクが少ないといわれています。それには、次の3つの要因が関わっているそうです。
@ 残業、夜更かし続きで日々忙しく生活していると、それだけ活動量が多くなるため、活性酸素も発生しやすくなる
A 疲労をためたままでいると、活性酸素に対抗する体内の「抗酸化システム」がうまく働かなくなり、免疫力も弱まってしまう
B 常にストレスにさらされることで、血流の乱れや抗ストレスホルモンの分泌が起こり、活性酸素が発生しやすくなる
つまり、活性酸素をなるべく発生しにくくし、なおかつ発生した活性酸素に対抗する「抗酸化システム」を活発に働かせるには、食事・運動・睡眠などの生活習慣を健全に保ち、気持ちもゆったり保つことが、元気で長生きするための秘訣なのでしょう。
「healthクリック」記事より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム