イベント盛りだくさんの上、高カロリーな食事が続く年末年始。公開されている調査結果によると、「正月太り」で増加する体重は平均で1〜2kg！女性向けの正月太り解消テクニックを紹介します。
■1週間以内の解消を目標に
正月太りの大きな原因は生活ペースの変化。とくに実家などで、上げ膳据え膳の毎日を送っていると、通勤をしているときと比較して消費カロリーが激減します。日常的に運動をしていない人は、さらに運動不足になって太りやすくなります。
一般的に20歳前後をピークに基礎代謝量は低くなるため、若いころと同じような生活をしていても太りやすくなります。厚生労働省によれば、30〜49歳の女性の場合、1日の基礎代謝量は1140kcal（基準体重は52.7kg）です。
増えた体重は早ければ早いほど元に戻りやすいもの。正月太りは1週間以内に解消することを目標にしましょう。ただ、たいていは特別なことをしなくても、会社勤めがスタートするなど生活ペースが戻れば自然に戻っていきます。体重が変化しない場合、新年会などで過食が続いている可能性が高いはずです。まず食生活を見直しましょう。
■日常生活の運動強度を上げる
一週間、エスカレーターやエレベーターは一切使わない、最寄駅までバス・自転車通勤をしていたのなら徒歩にする、電車では立つなどを心がけると、体重は早く戻ります。運動をプラスするなら、お風呂上がりのスクワットがおすすめです。基礎代謝量は筋肉量に比例するので、筋トレは太りにくい体作りの第一歩。スクワットはおしりから太ももまで、広範囲の筋肉を鍛えることができて、下半身太り解消にも効果的です。トライするなら、最低1日15回を目標に。
やってはいけないのは、朝食抜きや断食などの食事制限のみのダイエット。即効性はあるものの、リバウンドしやすくなります。食べなければ一時的に体重は減りますが、食べる量が戻れば再び増えていきます。だから、『1週間後の結婚式のために瞬間的に痩せたい』といったケースに限れば、食事制限はアリですが、痩せた体をキープしたい人には不向きなのです。
食事制限のみのダイエットで怖いのは、栄養不足により筋肉量が減ってしまうことです。筋肉量が減ると基礎代謝量が低下。脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすい体になります。だから体重が減ったと喜んで、以前と同じペースを食べると体重がそれまで以上に増えてしまうことがあります。こうなると、“食べていないのに痩せない”という悪循環に陥ってしまいます。体重をキープするには食事制限を延々と続けるしかなくなってしまい、健康被害を引き起こします。
■簡単体重コントロールテク
一時的な正月太りは、日常生活の工夫で解消できます。それでも不安な人は、今の時期はダイエットを意識した生活を送るのが得策。簡単な体重コントロールテクを以下に紹介するので実践してみてはいかがでしょうか。
●1日2回、体重計に乗って細かく体重をチェック。太っていたらすぐ対応
●食事はサラダ、汁物などカロリーの低いものから食べて炭水化物は最後に。控えめを心がける
●夜中に食べたくなったら寝る
●食事会などの前夜もしくは朝に、みっちりヨガor筋トレ
●食事会の翌朝はローフード（加熱しない食事）で酵素が多く摂れるようにする
冬は一年のうちで基礎代謝が高くなり、じつはダイエットに最適なシーズンなのです。寒さに負けずに動けば、逆に「正月痩せ」も夢ではないかもしれません。
「livedoor ニュース」より
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