“ぜいたく病”とも言われる「痛風」ですが、40代や50代などの中年男性に多い病気だと思っていないでしょうか。実は今若年化が進んでいるのです。
■6月に発症する人が多い
適切な治療をしないと一生治らず、「風が吹くだけで痛い」ことから名づけられたという説もあるほどの恐ろしい病気「通風」。痛風患者は年々増加し、国内に約100万人、潜在的に痛風発作を起こす可能性のある高尿酸値血症の人は約1000万人いると言われています。
そして実は今、30代男性の発症が一番多く、若年化が進んでいます。通風は6月に発症する人が多く、その理由の一つとしては、気温が上昇し発汗が多いにもかかわらず、7月や8月に比べて水分補給に対する意識が低いことが考えられます。今の季節、注意が必要です。
■そもそも痛風とは、どんな病気か?
痛風は、尿酸値が高い状態が続くとなる病気です。尿酸値が上がる原因の一つは過剰なプリン体の摂取が挙げられます。また、これからの夏に向けて気温上昇による多量の発汗や脱水症状、アルコールや清涼飲料水などの過剰摂取により尿酸値が上がりやすく、痛風の発作が増えやすくなります。
プリン体はビールに多いイメージがありますが、実は食品にも多いのです。
●プリン体含有量が極めて多い食品
鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝酒蒸しなど(100gあたり300mg以上)。
●プリン体含有量が比較的多い食品
豚レバー、牛レバー、かつお、マイワシ、大正えび、マアジ干物、サンマ干物などがあります(100gあたり200〜300mg)。
尿酸値を下げるためには、プリン体を多く含む食品をできるだけ避けて、1日の摂取量の目安を400mgまでにしましょう。
■水分補給を心がける
前述のとおり今の時期は、本格的な夏と比べ水分補給が疎かになってしまいがちです。そのせいで尿酸値が上がってしまうリスクも。
水分をたくさんとって尿量を増やすと尿酸がスムーズに排泄されます。起床時や食事時、入浴時、就寝前などにコップ1杯ずつ飲み、大量に汗をかいたり、利尿作用があるアルコールを飲んで水分が失われたときにも水分補給を心がけましょう。
水以外にも麦茶や緑茶、ウーロン茶などもおすすめです。飲酒はなるべく控えたほうがいいですが、我慢がストレスになるのも体によくありません。飲みたい場合は、ビールなら中ビン1本、日本酒なら1合、出来ればプリン体が少ないお酒を選んで飲むように心がけましょう。
「livedoorニュース」より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム