季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別の料理を「行事食」といいます。旬の食材を取り入れたものが多く、季節の風物詩のひとつにもなっています。代表的なものをご紹介しましょう。
■七草がゆ(1/7)
1月7日に春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)が入ったかゆを食べて、その年一年の無病息災を願う風習です。この日は五節句のひとつ「人日」で、七草の日、七草の祝い、若菜の節(せち)などともいいます。七草がゆは消化吸収がよく、正月のご馳走で疲れた胃腸を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。
■恵方巻き(2/3)
節分にその年の恵方(幸運を招く方角)を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き寿司です。縁を断ち切らないように切り分けず、無言で願い事をしながら1本丸かじりするのが習わしです。七福神にちなんで7種類の具材を巻き込むことが望ましいとされています。この風習は関西からはじまったものですが、現在は全国的に定着しているようです。2014年の恵方は「東北東」の方角です。
■いなり寿司(2/4)
2月最初の午の日を「初午(はつうま)」といい、この日は稲荷神のお祭りで、全国各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。稲荷神のお使いといわれるキツネの好物の油揚げや、初午団子を供える風習もあります。また、油揚げを人間もたくさん食べられるよう考案されたのが、いなり寿司です。いなり寿司は、東日本では米俵に見立てた俵型ですが、西日本ではキツネの耳に見立てた三角が主流です。2014年の初午は2月4日です。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
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