昨年末、ユネスコの世界無形文化遺産に登録された和食。今、まさに和食を見直す動きが高まっている中で、皆さん、日本の伝統食である高野豆腐は、日常使いされているでしょうか？
■鎌倉時代から作られている冬場の食材
高野豆腐の歴史は、鎌倉時代にまでさかのぼります。名前の由来となった和歌山県の高野山で、精進料理として食べられていた豆腐が、冬の寒さで凍ってしまったという偶然の産物なのです。
その味や食感が気に入られ、今に至るまで高野豆腐として残っているのです。また、もう一つのルーツとして、長野県や東北地方に伝わっている「凍み豆腐」。冬場の食材として、鎌倉時代から作られている高野豆腐になります。
しかし、そんな高野豆腐も、現在では、関西地域以外では、消費量が落ち込んでいるというのです。
■高野豆腐の栄養価について
高野豆腐の栄養価を調べてみると、とても優秀な食品であることがわかります。高野豆腐は言わずと知れた大豆食品なので、カルシウムが大変豊富です。今や、日本人の寝たきりの原因の20%は、筋肉や骨の弱体化ということが言われています。特に、女性の骨粗鬆症は、近年大変危惧されている病ですから、高野豆腐は女性におすすめの食材なのです。
また、食物繊維も豊富で、腸の動きを活発にすることにより、免疫力もアップします。女性にはうれしい、鉄分や大豆イソフラボンも含有し、美容やアンチエイジングに効果的です。
更に、細胞の新陳代謝に必要なミネラルである亜鉛や、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げてくれる、レジスタントたんぱくも含まれています。
ちなみに、普通の豆腐との違いは、簡単に言えば、栄養素の内訳的には、生の豆腐から水分を抜いたものとほぼ同じと考えて良いかと思います。ただ栄養素が凝縮していますので、その分多く食べると、必然的に栄養素もたくさん摂取することができます。カルシウムなら豆腐の5倍。鉄分なら豆腐の7倍もあると言われています。
また、高野豆腐は煮物のイメージが強いですが、炒めたり、揚げたり、焼いたり。鍋やお味噌汁、そして、グラタンなどにも使っていただくことのできる、万能食材です。
是非、この機会に古い食文化を見直すと共に、健康美人を目指すべく、毎日の食生活に高野豆腐を取り入れてみませんか？
「livedoorニュース」より
そしてさらに、古い食文化を見直すと共に、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム
