国立がん研究センターの調査(多目的コホート研究)や厚生労働省の情報を基に、“男性の胃がんリスクを高める危険性”を持った食品をまとめました。
■塩分濃度の高い食品には特に注意
そもそもの話として、塩分の摂り過ぎは男性の胃がんリスクを高めると分かっています。塩分によって胃粘膜にダメージが加わり、炎症が起きるためだと考えられているようです。
岩手、秋田、長野、沖縄に住む40歳から59歳の男女約4万人に対して10年間行われた調査(多目的コホート研究)でも、塩分摂取量の多い男性は、最も少ない人と比べて胃がんのリスクが2.23倍に高まるという結果が出ました。
また、単に塩分の摂取量だけではなく、“塩分濃度の高い食品”の摂取によって、胃がんのリスクがさらに高まるとも上記の研究で分かっています。
■特に注意が必要な食品
日本人の好んで食べる食事には、みそ汁や漬物など塩分多めの食品も少なくありませんが、なかでも塩分濃度が10%程度の食品には注意が必要です。身近なものだと以下のような食べ物は特に注意が必要だと言います。
(1) いくら
(2) たらこ
(3) 塩サケ
(4) 塩辛
(5) 練りウニ
例えば塩辛をほとんど食べない人と毎日食べる人では、胃がんのリスクが3.12倍になるという結果もあります。
作り手や生産者のこだわりや努力もあり、おいしくてやめられないという気持ちも分かります。とはいえ、あなたやあなたの家族が毎日塩分濃度の高い食べ物を口にしているなら、その回数を徐々に控えた方がいいかもしれませんね。
以上、男性の胃がんリスクを高める危険性を持った食べ物についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
塩分の過剰摂取は高血圧の原因になり、脳卒中や虚血性心疾患(心筋梗塞など)の引き金にもなると考えられています。40代以降の方は、注意した方がいいかもしれませんね。
濃い味に慣れた人の味覚を変えるとなると大仕事になりますが、漬物やみそ汁の回数と量を徐々に減らしたり、塩の代わりに酸味や香辛料を使って味付けをしたりしながら、減塩をしましょう。目標は、1日10グラム以下(小さじ山もり1以下)の塩分量です。
「livedoorニュース」より
そして、塩分の摂取量に注意するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム