朝日新聞・読売新聞に掲載された健康関連の新着情報を月に1度お送りします。ぜひ、日々の健康生活の参考にしてください。
●減塩もっと積極的に…来月から新「摂取基準」(2015年3月23日 読売)
健康のためにどのような食事をすべきか示す、厚生労働省の「食事摂取基準」が4月から新しくなる。2015年版では、体重管理を重視した食事が勧められるほか、望ましい食塩の摂取量が減り、減塩がさらに求められる。1日あたりの食塩相当量(18歳以上)は、男性で9グラムから8グラム未満に、女性で7.5グラムから7グラム未満と、10年版から削減。日本人の食塩摂取量(20歳以上)は、13年調査で、男性11.1グラム、女性9.4グラム。基準の詳細は、厚労省のホームページで閲覧できる。
●胃がん、日本海側で多い傾向(2015年3月27日 朝日)
国立がん研究センターは、主ながんの種類ごとに、がんのなりやすさを示す罹患状況を全国平均と比べた地域別の分析結果を初めて発表した。胃がんは男女とも日本海側に多いなど、地域による傾向がみられたとしている。発表によると、胃がんのほか、肝がんは山梨県と西日本地方、大腸がんは北海道、東北、山陰地方で罹患率が高かった。肺がんは、男性が北海道と青森県、近畿地方で高かった。胃がんは食塩の摂取量が多い地域、肝がんは肝炎ウイルスの感染者が多い地域と重なる傾向があったという。
●未承認抗がん剤42種類、リストを公表(2015年4月4日 読売)
国立がん研究センターは、欧米で承認されているものの、国内で未承認の抗がん剤42種類のリストを公表した。政府は来年4月、患者が希望すれば、保険診療と併用して、国内未承認の薬を全額自己負担で使える「患者申出療養制度」の導入を目指している。公表された薬は、この対象になる可能性がある。リストは同センターのホームページで見ることができる。
●脂肪肝、毎日30分の早歩きで改善(2015年4月5日 朝日)
食べ過ぎなどによる脂肪肝は、早歩き程度の少し強めの運動を毎日30分以上続けると改善する、との結果を筑波大の研究チームが発表した。改善が期待できるのは、過度の飲酒が原因ではない非アルコール性脂肪性肝疾患。体重は減らなくても効果があるという。研究チームによると、運動時間が長いほど、内臓脂肪面積や血中の中性脂肪濃度などが減少。特に週250分以上の運動をしたグループは、肝臓の炎症を防ぐ物質や善玉コレステロールが増え、細胞を傷つける物質は減った。
●胃がん健診に内視鏡を初推奨(2015年4月20日 朝日)
国立がん研究センターは、胃がん検診ガイドラインの更新版を公表した。市区町村が実施する胃がん検診に、初めて内視鏡検査を推奨した。内視鏡検査の対象は、がんのリスクが高まる50歳以上が望ましく、受ける間隔は2〜3年でもよいとしている。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム